ありがとう梅田はがくれ
〜言い訳〜
2018年9月25日に梅田はがくれが惜しまれながら閉店しました。
僕は去年くらいから閉店のお話は聞いて居て、今年の5月頃に9月頃に閉店するお話を聞きました。
それからはなるべく時間を作って食べに行って居たのですが、以前の様に帰りに梅田に寄る事が無かったため、週末に時間を作って伺ってたんですが、ぶーにゃんの体調が一進一退で調子の悪い時は伺えませんでした。
何とか8月までの記事は書いてたんですが、年末にかけてぶーにゃんの調子も悪くなかなか筆を取る時間が作れず大晦日を迎えてしまいました。
でも、今年あった僕の中で一番大きな出来事ですので、なんとか年内に書きたいと思い閉店に関する想いを文章だけでも書き記そうと思い書いて居ます。
来年時間が取れ次第まだアップしてない記事も書いて投稿しようと思います。
おっちゃんの目を盗んで牛すじ丼を作った記事とかもあるので楽しみにしてて下さい。
---

26歳の頃に、梅田第二ビルB2のサイバーシティというゲームセンターの店長に連れられて「近くに美味しいおうどん屋さんがある」と連れて行かれたのが梅田はがくれでした。
入店前に店長から「ちょっと口うるさい大将だけど気にせんといて」と言われてたんですが、確かに今まで入ったどの飲食店より注文の多いうどん屋さんでした。
人によって食べ方に口出しされるのが嫌な方も居る様ですが、僕はそれがこのお店のおうどんを一番美味しく食べれる方法なんだと好意的に最初から感じたので楽しみながら食事出来ました。

生醤油うどんを食べたんですが、今まで食べてたおうどんは一体何だったんだろうと思うくらい衝撃的でした。
当時はお弟子さんが3人いらっしゃって、今はその3人とも自分のお店を出されてて人気店になっています。
つきろうの店主さん、雅流の店主さん、江戸堀木田の店主さん。

つきろうさんは北加賀屋にお店があって、今まで5,6回伺ってます。非常に寡黙におうどんを作られる方で、梅田はがくれのおうどんを活かしつつご自分のうどん道を進まれています。
魔法のレストランなどのテレビでも特集される事が多く、カレーうどんが有名の様です。

雅流は奈良のクッソ山奥にあるんですが、余りにも遠すぎて往復6時間近くかかりました(;`д´)
なので1回しか伺えてないんですが、僕の事も覚えて下さっていて、ピッコロ大魔王の様な怖いお顔で僕はお弟子さん時代から警戒してたんですが、やわらかな笑顔で迎えてくれたのを覚えて居ます。
流石にど田舎でご近所の方が食べに来てくれる比率が高いので、うどん一本では厳しいそうで、そばや丼などの要望も頂き多種多様なメニューで常連客の方々を喜ばせてる様です。

江戸堀木田は肥後橋にあるので、梅田から歩いても15分くらいでお店に着きます。
開店当初から通ってて、テポドンが飛んでくるかもという緊急時もお邪魔してます。もう数十回は通ってるんでしょうか。
ここは梅田はがくれの麺の再現度がハンパ無く、非常に梅田はがくれに近い・・・いやそれ以上に細かい気遣いをされた繊細なおうどんを頂く事が出来ます。
木田さんはサラリーマン時代に梅田はがくれで生醤油トリプル(3玉)ばかりを頼んでておっちゃんに覚えられ、面接の時も即採用になった経緯が僕が梅田はがくれでトリプルを頼みまくっててトリプルの人と大久保のおばさまに覚えられたのと似ています。

今自分のお店を人気店にされたこの3人が梅田はがくれのお弟子さんとして切り盛りをされてた時代、僕は梅田はがくれ黄金期と呼んでいるんですが、それはもう凄いクオリティのおうどんを毎回楽しめました。
完成度のレベルが尋常では無く、おうどんをすすりながら「これは・・・(;`д´)」と唸る位美味かったです。
特に冬期限定メニューの豚はりうどんは今まで食べたどの温かいおうどんより美味しかったです。

3人が卒業された後、お弟子さんが2人入ってしばらくしたらやめて行かれ、また入っては長続きしない方も多くなかなか厳しい現場なんだろうなぁとは思っていましたが、梅田はがくれ黄金期のおうどんを知ってしまってたので、近い完成度の時はあれども超える事はなかなか無かったと記憶しています。
閉店間近の頃は入店まで4時間待ちとかもザラみたいだった様ですが、会長と一緒に並んで食べた後梅田はがくれの思い出を話してた時、会長も黄金期を知る1人だったのでざるうどんの完成度がその頃を知ってる者としては物足りなく感じたそうです。

今回の梅田はがくれの閉店の理由とかも聞いてたんですが、それに加えてやはりお弟子さんが卒業されてまた新しい志を持った方を育てるには大将も女将さんも体力的に厳しくなってきたのかなと感じました。
でも、最後のお弟子さんお二人も入ってこられた頃に比べて揚げ担当の大きな方の天ぷらもカリッと揚がって美味しくなってましたし、おっちゃんの口調やおうどんの出し方や湯がき方を受け継いだイケメンのお兄さんも流暢にお客様にご案内されてて、また新しいお弟子さんのお店にお邪魔するのが楽しみです。

話は戻りますが、26歳の頃に梅田はがくれに出会い、20歳の頃から梅田ビルに帰り入り浸っていたのに何で知らなかったんだろうと後悔しつつ、当時ネットのゲームのFF11に手を出し始めた頃だったので、平行してブログに記事を書く様になりました。
そこで梅田はがくれ以外もおうどん屋さんやラーメン屋さんを紹介してたんですが、コメントで女将さんから連絡を頂いたのがお店の方とお話する様になったキッカケでした。
何でバレたんだ!?と思いましたが、エゴサーチをされてたついでに発見されたみたいで、珍獣捕獲されるの巻でした。

困ったのは、毒舌ブログでもあったので、美味しくなかった所は正直に美味しくなかった理由を面白おかしく書いてたので、梅田はがくれのご近所さんのお店のレビューを書けなくなった事でしょうか。
繋がりがある方が批評すると肩を持った様に受け取られるかもしれないので・・・。
★表記でレビューが無くなったのもこれを気にかけての事でした。

当時は水曜日毎に帰りに梅田はがくれに寄れたので毎週水曜と週末の土曜におうどんを食べに行ってました。
生涯梅田はがくれ訪問回数は400回近かったと思います。
足繁く通ってるとお通しでは無いですが、おっちゃんがおでんをご馳走してくれるのが定例となってしまい、ダブルまでは無料で盛れるけどトリプルからは有料になるのをまけて貰ったりする様になってしまいました。
とても嬉しかったんですが、ブログで紹介したりSNSで紹介したりしてたので梅田はがくれ広報部長って言われてたし気を使わせてしまった感はあります。
僕は麺活動以外では1人で食べに行く事がほとんどだったんですが、遠くから遊びに・出張に来た友人を連れて行った時とかはいつもと違って連れて来てくれたって事で大将や女将さんも喜んで下さり、お会計で「今日はいらんいらんおっちゃんの奢りや!」と言われ、いやいやそうは行かないので・・・と押し問答してたらおっちゃんから「いらん言うとろーがー!!」とショルダータックルを食らい店外に突き飛ばされてリングアウトしたのも良い思い出です。

こんなに飲食店の方々と仲良くさせて貰ったのも初めてで、ここまで融通の利くお店は僕のリストにはありません。
今回筆を執るのがとても遅いのも、全部書くと本当に終わってしまうという思いがあるからかも知れません。
残念ながら閉店2年前からほとんどお店に通う事が出来なくなり、月に1回行けたら良い方になりました。
その頃東京の友人から猫のぶーにゃんを引き取り、彼は腎不全と胆石(胆管炎)を患ってるのは最初から知っていたんですが、膵炎と甲状腺機能亢進症も見つかり、高血圧から失明に繋がるリスクも高まりお世話に全力を注いでたためです。
お陰様でこの執筆中も横ですやすやとぶーにゃんは眠りについてる訳ですが、今は4時間置きにお薬やお食事や注射をしてあげてるのでなかなか遊びに時間を費やせません。
それを女将さんも汲んでくださり、またぶーにゃん後援会の一番のファンとして療法食の足しに商品券を毎回頂いたりお持ちした写真を喜んで下さりました。
女将さんとは閉店4日前にメールを頂いてから連絡は取れて居ないんですが、またぶーにゃんが元気なうちにお写真とかお渡ししたいと思います。
そういえば、4年前梅田はがくれに朝9時半に着いた時におっちゃんがお店の前でおうどんを踏んでたのでその時に写真たくさん撮らせて貰ったので、横でぶーにゃんが2足立ちで一緒にうどんを踏んでる絵をプレゼントしようと思ってたんですが、やはり時間が作れず制作に取り掛かれていません。
なるべく早く描きたいですが、今月に入ってぶーにゃんの調子が悪く全く時間が取れなかったので、来年のぶーにゃんの体調次第かなぁ。

梅田はがくれが閉店してから僕も気が抜けたみたいな感じで、どうしてもおうどんが食べたくなった時は美味しかったおうどん屋さんを巡ってみたんですが、やはり満足出来ません。
もう満足出来ないなら自宅で冷凍うどんで作って食べた方が美味しいです。
女将さんから梅田はがくれで使ってた新品の食器も頂いたし、スタッフTシャツも頂けたので自分なりの家庭うどんを楽しもうと思います。
外で食べるなら丸亀うどん、友人に勧めるなら江戸堀木田かなぁ。

まだまだ書きたい事はあるんですが、もうすぐぶーにゃんの強制給餌のお時間なのでこれで締めようと思います。

長い間梅田はがくれの大将、女将さん、今までのお弟子さんや最後のお弟子さん達、注文を取りに来てくれたチリチリパーマのおばさまとおねーさん、水場でいつも話し相手になってくれたオバサマ、梅田はがくれの記事を見てお店を訪れてくれた方たちへ。
ありがとう。


by daichanpu | 2018-12-31 22:54 | センチ麺たる | Comments(0)
<< あけましておめでとうございます 梅田はがくれメニュー巡礼行脚〜... >>